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高地の緑

2016.04.04

4月のカレンダー写真。
インド北部ヒマーチャル・プラデーシュ州。スピティと呼ばれる標高4,000mの谷で撮った一枚。
ヒマラヤ山脈の高峰に囲まれているのでインドのモンスーン(雨季)は届かず、暮らしを支えるのは氷河の雪解け水と干上がりかけた川からの水。
短い夏の間、人々は乾燥や高地に強いハラ・マタ(グリーンピース)を育てていました。
房にぎっしり詰まった豆はみずみずしくフルーツのように甘かったです。貴重な出荷物であり、野菜や果物が乏しい高地での数少ない栄養源。
荒涼とした茶褐色の風景の中で、その緑がとにかく鮮烈でした。


スピティのハラ・マタ畑


パミール

2016.03.01

3月のカレンダー写真。タジキスタン・ゴルノ・バタフシャーン自治州、ヤシ・クル(湖)。
4,000mを越える『パミール・ハイウェイ』を反れ1時間くらいダートロードを走ったところにありました。
この辺りは旧ソ連時代に戦略上の要地だったらしく、道の終点には軍の施設がありました。これ以上は行けず。
会ったのは軍人一人、マーモット、大自然。


タジキスタンのヤシ・クル


リキル・ゴンパ

2016.02.04

2月のカレンダー写真。雪景色を。
インド・ラダックのリキル・ゴンパ(お寺)。標高約3,800m、ヒマラヤ山中の真冬はめっちゃ寒いです。宿泊していた部屋の中で液体が凍ってました。
冬の景色は凛としていて大好きです。
寂しい山奥の風ですが、実はこの時お寺ではお祭りが開かれていて地元民ですし詰め状態でした。あ、写真家ジミー・ネルソン取材班もいたけどね。

やっぱ厳しい所へは厳しい季節に行くのが一番ですね。


リキル・ゴンパの冬


ラプランのコルラ

2016.01.07

2016年、1月のカレンダー写真。
アムドのラプラン寺(中国甘粛省チベット族自治州・夏河)。9年前に撮った写真です。

ラプラン寺はダライ・ラマ14世が属するチベット仏教ゲルク派の6大寺の一つ。多くの参拝者が訪れ、お寺の周りの巡礼路をぐるぐるお祈りをしながら周回します。
ある人は数珠を指で数えながら、宗教用具であるマニ車を手で回しながら、真言を唱えながら、ひたすら黙々と雨がふろうと雪がふろうと、その行いが尊いものだと信じて周回を続けます。

彼らに付いて私もカメラ片手に何周もしました。
降っていた雨が次第に雪に変わり、雪というよりも発泡スチロールのような軽い粒状のものでしたが、これが上着などに積もってかわいかったのを覚えています。
巡礼路にイノシシがいたり。皆普通に通り過ぎていましたけどね。私一人びびってw
寒かったけど、思い出のあるアムドの写真です。


ラプラン・ゴンパのコルラ


カラクリ湖

2015.12.01

12月のカレンダー写真。
東トルキスタン(新疆ウイグル)パミール高原のカラクリ湖です。
7,000m級の雪山を望む海抜3,600mの湖。
タクラマカン砂漠を後にパキスタン国境に向かう道中でしたが、低地からここへ来るとテンション上がりまくりました。
こういう所大好きです☆


パミール高原のカラクリ湖