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緑の魔境

2012.09.14

小学校の頃、大分県日田にあるおばあちゃんちのトイレに掛かっていたカレンダーで見た写真。
子供心に「なんじゃこりゃ~!」と衝撃を受けました。
まるで空に浮いている島。



何年経っても忘れらなかったその写真の正体は、ギアナ高地にあるマウント・ロライマ(Mount Roraima)とうテーブル・マウンテンでした。
ベネズエラ、ガイアナ、ブラジルの3ヶ国にまたがっています。
いつかここに行きたい!写真を大きくカラーコピーして、自分の部屋にずっと飾っていました。


2004年、南米縦断のスタート地点になったのがベネズエラ。
もちろんギアナ高地に行くために。

約100年前にはまだ誰にも知られていなかった土地。
うっそうとした“緑の魔境”と称される密林地帯には、20億年前の地質が残っているそうです。
垂直に切り立ったテーブル・マウンテンの頂上は平らになっていて、この地固有の植物が多く見られるのだとか。

セスナに乗り上空からギアナ高地を見ることにしました。
その風景は壮大すぎて嘘のよう。距離感が掴めませんでした。

パイロットが窓を開けてくれたので、レンズを突き出し撮影しようとしたら・・・
ものすごい強風を受け、カメラごと吹っ飛ばされそうでした。
それもそのはず、上空2,000mです。



そんな中で奇跡的にブレずに撮れた写真。
あとの写真はブレブレでした。なんせネガフィルムを使っていた頃なので、感度も上げられずに。


セスナに乗り、ボートで激流を超え、密林を歩き、ハンモックで寝て。
落差約1km(世界一)のエンジェル・フォールの真下に行った時は、台風のような風と水しぶきで飛ばされそうになりました。
岩にしがみ付いて飛ばされないようにしているだけで精一杯。
「自然ってすごい!」
その猛威を体で感じた日々でした。


いつかまた行きたい。
そして、前回はあいにく足を伸ばせなかったマウント・ロライマに、絶対に行きたい!