2011.06.11
今年の2月に旅したイエメンの写真をアップしました。
断崖絶壁の山岳風景もあれば静かな海や、砂漠地帯もある、緑もある、景観が目まぐるしく変化するところでした。
そして何よりも人です。
すれることなく人懐っこく、いつも笑顔の耐えない人たちでした。
いろんな旅人が今まで旅した国でイエメンがNo.1と言います。
2011年3月以来、外務省から退避勧告が出され6月現在もそれは解かれていません。
なんだか遠い存在に感じてしまいますが、写真を見ると私の見てきた風景を身近に感じてほっとします。
お時間のある時にゆ~っくり見てください。
【地域別の説明】
●Sana’a(サナア県)
イエメンの首都サナア。伝統的な建物がひしめき合うように建ち並ぶ旧市街は世界遺産に登録されています。
旅はここから始まったわけですが、歩き出した途端にイエメン人の人柄に触れることが出来ました。初日から深夜まで出歩くという始末。首都でこんなにのんびり安全な空気が流れているのは珍しい。

サナアから西に100kmほど行けば段々畑が連なる山岳地帯に入ります。険しい山の頂上や斜面にいくつもの小さな村が点在していました。本当にこのエリアの景色は大好きでした。
●Ibb, Hudaydah(イッブ県、アル・ホデイダ県)
丘の上にあるイッブの旧市街。ここはとにかく子供が多い。路地を曲がれば子供、振り返れば子供。どの子もかわいくてついつい写真を撮り過ぎてしまいます。
そして紅海に面したホデイダ県。対岸はアフリカ。
内陸とはがらっと生活スタイルが変わったように感じました。紅海からは熱い風が吹き、昼は何もしたくありません。
夕方になると皆海沿いに集まり夕涼み。そこから見える夕日が恐ろしく綺麗で。
静かな浜辺で海と夕日とたわむれる子供たちを見ながらぼーっとするだけ。

●Ta’izz(タイズ県)
緑のアラビアと呼ばれるタイズ。夏に訪れると一面緑の段々畑を見れるとか。
イエメン第3の都市らしいですが、ここの旧市街は古めかしくいい感じでした。
そして、タイズ近郊の小さな渓谷で日曜日の朝だけ開かれる動物市。どれだけの人がこの市場の存在を知っているのだろうと思うほどのローカルさ。

タイズから西に、海に出るとそこは紅海に面した港町モカ。コーヒーのモカ。
モカって産地の名前ではないんです。コーヒーを船積みし輸出していた港の名前。
今は寂れてひっそりです。
●Mahwit(アル・マフウィート県)
ここでは夏の間だけ通れる川の道を4駆で走り進みました。
そんな奥地にもひっそりと暮らしている人たちが居ました。そして川の道を抜け山岳地帯に入ると険しい断崖絶壁に村が、今は廃墟と化したかつての要塞にも人の姿が。
どんなところにも人は住んでいて、そこには日常がありました。
●Amran, Hajjah(アムラン県、ハッジャ県)
石造りの城壁都市スゥーラ、交通の要所であるため古来から宿場町として栄えているアムラン。
アムランの旧市街もまた魅力的で。
イエメンの町には必ずといっていいほど旧市街がありますが、どこも趣が違っておしろいです。
●Hadramawt(ハドラマウト県)
もう一つのイエメンと言っても過言ではない、がらりと雰囲気の違う砂漠のイエメン。
照りつける太陽と乾いた大地。人の住むところにしか緑を見ることが出来ませんでした。
でもそんなところにも村はかなり狭い間隔で点在していました。ヤシの実が採れる村、ラクダがゴマを引いている村、とんがり帽をかぶった女性もこの地方特有。
有名なのは世界遺産に登録されている砂漠の摩天楼シバーム。
平坦な砂漠地帯にまるで蜃気楼のように一塊の町が姿を現します。日干し煉瓦で出来た搭状住宅群。
●Mukalla(アル・ムッカラ)
ハドラマウトの都ムッカラ。インド洋に面した港町です。
砂漠を抜けて来ただけあってその潤いに癒されます。
遊歩道には夕方になるとたくさんの人が夕涼みにやってきます。夕日もとても綺麗ですが、ここの夜が楽しい。
●Socotra-Island(ソコトラ島)
イエメン領、インド洋に浮かぶ孤島。
この島の植物は極端な乾燥に合わせ、長い年月をかけて独自の進化を遂げてきました。何百もの固有種が存在し、そのほとんどがワシントン条約で保護され、近年世界遺産にも登録されました。
人種もその言葉も独特で、まだまだ多くの謎が残っている未知の島。
です!
ぜひスピーカーはONにして☆